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くすのきエール・マルシェとは?

 福学地域連携プロジェクトは、福祉事業所と大学が地域で連携することを通じて、互いの課題解決を目指す取り組みです。

 このプロジェクトでは、どちらかが一方的に支援するのではなく、パートナーシップのもとで互いに支援しあうことで、継続的な関係を構築しようとしています。

 くすのきエール・マルシェは、コロナ禍で販売機会を失った多くの福祉事業所に販売機会を提供するとともに、学生が商品の販売を通じて自ら問題を発見・解決する場を創出するという目的で、2021年11月3-4日にはじめて開催されました。

 「くすのき」は大阪経済大学のシンボル・ツリーであり、「エール」は学生に羽ばたく翼(ailes)を与え、福祉事業所を応援(yell)する意味を込めました。

 福学地域連携プロジェクトでは、様々な取り組みの中で、「商品の魅力を伝えるためにはどのようなポップ が効果的なのか」「どうすればリピート顧客は増えるか」「経営のPDCAサイクルを回すためにはどのような情報が必要なのか」「より付加価値の高いビジネスモデルを創造するにはどうすれば良いのか」といった課題の解決に取り組んでいます。

 この実際に販売するという活動は、目標達成の喜びを感じやすく、高度な知識がなくとも誰でも参加できるという点で、学習装置として優れています。

 学びは本来、とても楽しいものですが、多くの人がそれに気付くのは、仕事をして現場で現実の問題について考えたときではないでしょうか。その時になって、学生時代に勉強しておけばよかったと後悔することも多いでしょう。

 学生が楽しいと思う気持ち(内発的動機付け)を高めることで、学習効率を飛躍的に向上することができます。実践的な学びと伝統的な座学を両輪として、より効果的な教育を可能にするのが、この福学地域連携プロジェクトなのです。

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